サンキュー スモーキング

「タバコ業界のPRマンの戦いっぷりを描いた知的論争エンタテインメント」ということで観に行った。
実は今日ではなく、もっと前に試写で見ていた。
理由は無いが、なんだか面白い娯楽作品に思えたから、観たい!と思ったのだ。

話の軸は「タバコ」を中心とした論争で、その中に主人公の友情や、息子との愛が描かれていて「笑い」だけでも「ヒューマン」だけでもない、たしかにエンタテインメントだった。
1時間33分、笑いあり、感涙ありで、1800円払って観に行っても満足感はあったと思う。
私個人だけでなく、客席のあちらこちらで、笑いが絶えなかった。
試写会は無料ということで集まってくる人も沢山いるので、実際にお財布を開いてくれる人を集めるためにはどうしたらいいか..と考えた結果、FOXは「笑い」を前面に出した戦略をとったのだと思う。

■鋭く突き刺さるような風刺…お礼をいいたくなるほどの傑作!(ROLLING STONE)
■アメリカ政府のなりふり構わないスピン(情報操作)カルチャーを愉快かつ痛烈に皮肉っている(NEWSWEEK)
と、アメリカ本国では、ただ面白いだけでなくもっと深く掘り下げて捉えているようだ。
まだ、日本では「タバコに殺される」まで唱える団体や人はいない。
「政府が情報操作をしている」などとも騒がれていない。
アメリカから見たら、表面的な捉え方かもしれないが、「面白いから観に来て下さい」という戦略は正しいと思う。

けっこうおすすめ☆