文句を言う資格

先日、所属事務所への不満をアイドルに訴えられた。
そう辞めたいのだ、所属事務所を。
「アイドル」として売られることもつらいらしい。
「じゃあ、やめれば?!」とはいえない。
彼女のためのプロジェクトが動き出しているんだもの。
その子のためにたくさんの大人が動いているのだ。

たしかに、社長と担当マネージャーが別々のことを言い
誰の言うことをきけばいいのかわからない、
など彼女の言い分も最もな部分はある。
その他、ハタから見ていても、事務所にも問題はある。
でも、所属している以上は、言われたことや与えられた仕事は
こなさなきゃいけないのだ。
「タレント」という仕事をしているのだから。
「テレビ出演が負担」と言ったので叱った。
誰でもテレビに出られるわけじゃないのに、贅沢を言っては
いけない!
番組内容が負担、と言う意味なのだが、そんな自分に都合のいい
「Mステ」「HEY!×3」なんて、すぐには出られないの。
あたしも出られないんだから。

「テレビの仕事辞めたら、ただの人だよ。
タレントならタレントらしく、こなしなさい」と言った。
文句を言えるのは、売れてから。
売れてもいないくせに、自分のやりたいことばっかり言っても
ダメなのだ。
やりたいことだけやるなら、フリーで頑張るしかないのだよ。
フリーは好きなことだけやっていればいいから、
いいことがいっぱいあるけど、誰も守ってくれない分
つらいことや、いやなこともひとりでうけとめなくては
いけないのだ。
フリーであるために、だまされたり、低い扱いを受けることもあるのだ。

文句があるなら、まずやることをやらなくちゃ。
それか、やめて自由になるしかない。

彼女は辞めていくんだろうな。
そんな気がした。