涙、不覚にも

小学生の頃、国語の教科書で
東山魁夷画伯の名前と
作品「道」を知った。

画伯がご近所に住んでいることも。

自宅から自転車で10分かからないところにある
東山魁夷記念館で展示を見た。

私は絵を書くことも
鑑賞も、本当に苦手。
海外で有名どころの美術館を巡っても
疲れるだけで終わってしまう。
何をどう見ていいのか
わからないのだ。

そんな私が絵の前で
涙が出てきて止まらなかった。

悲しげな青に何かを感じたのか
画材の粉絵の具にノスタルジアを見たのか
自分でもよくわからない。
(実家が浅草の染料屋で
祖父の家には色粉が沢山あった)

不思議な気持ちだ。

私の心に響いたのは「夕星」
群青色の空に白く輝く星に
作者は何を見たのだろうか。