幸せなOLライフ

昨夜遅く、歌だけで食べていけない時に働いていた会社で
同じチームだった男の子から電話があった。

本社(広島)に転勤になった部長が、出張で来ていて、
仲が良かったメンバーで、飲んで騒いでいるらしい。
私の話題になり
「電話しろ」、ということになったそうだ。

この社の人達は、とにかく「脱ぐ」ことが大好きで
暮と正月、「脱ぎたい」系列会社の人や
広告代理店の人がわんさか集まり
まさに裸祭だったので
目のやり場に困った。

部長が「荒井、部長になんかなりたくないよ、脱げないじゃないか」
と言った日が忘れられない。
「○○の部長が脱いだ、なんてことになったら
系列に対してみっともないだろ」
と本気で言っていた。
その通り。
お尻を出すどころか、
すっぽんぽんになるんだから。

「部長が脱いでるのに
僕らが服を着ているわけにはいかない!」
という呆れた連帯感があったけど
愛すべき人たちだった。

あの会社にいた三年間、
仕事の質と量のわりに
お給料は↓だったけれど
毎日楽しかった。

手近なところで恋愛をしがちな私が
一度も誰とも恋に落ちることなかったのに
会社に行くのが楽しくて
不思議だった。

足が太いことで
からかわれたり
「愛情の裏返し」という名目でみんなにいじられ
さんざんな目にあう毎日だったけれど
大事にしていただいた。

斜め前で、50代前半の働くおばさんが
同じチームの26歳の子がどうだ
派遣できた38歳独身女性がやる気まんまんで可愛くない
43歳薬剤師の主婦が気に入らない
お局58歳早く定年になれと
悪口を言っている。

思えば、無駄に大勢で来て
六本木での私のバースデーワンマンを手伝ってくれた子もいて
楽しく、輝かしい思い出。

私は幸せなOLだったんだな。