「好きだから歌う」のは趣味、「頭を使って歌う」のがプロ

JUGEMテーマ:音楽

 レッスン生の時に言われた言葉です。


歌だけでなく、どんなジャンルでも「プロ」といわれる人は
好きだからやっているのだけれど
+αがないとアマチュアのままで終わると言われたことを
思い出しました。



現在は、いろんなことを考えなくても
自分の歌がなぜ失敗したのかは、音源や映像で分析できますし
「頭を使って歌わなきゃ」なんて、本番中は考えませんが
当時、どうやって、何に頭を使えばいいのかわからなくて
悩んだものでした。
だから、ピッチが外れているわけでもなく
へんなクセがでてしまっているわけでもない時でさえ
「つまらない歌」を歌っていたのでしょう。
なんで、「自分の歌がつまらないか」すらわからなくて
答えを見つけるのに、何年間もかかりました。


自分を棚にあげるわけではありませんが
私の周りには「つまらない歌」を歌っている人がたくさんいます。
彼女たちは、自分が下手だということに気がついていません。
仮に練習をしているとしたら、間違った練習方法
(例:カラオケボックスで2時間歌ったので、今日は頑張った)
をしているか
自分ではカッコイイと思ってやっていることが、ただの悪いクセ
(例1:B`zの稲葉さんに感化された、へんなしゃくりの多様。
例2:アニソン歌手のパワフルボイスを真似たつもりで
やみくもに、ぜんぶ同じトーンで大声を張り上げる)
だったりするのです。



稲葉さんの「しゃくり」は効果的に使っているから
カッコイイと思う人にはかっこよく聞こえるのだし
アニソン歌手の人は、ハイトーンが出て
声量がある人が多いけれど、1曲の中で最初から最後まで
大きな声を出しているのではなく、緩急や強弱をつけています。
こういうことも「頭を使う」のひとつで
身に付けば、いちいち考えなくても、自然とできるようになります。


 


http://y-murata.seesaa.net/archives/20100724-1.html


トロンボーン奏者ですが、作曲家・アレンジャーでもあるから
こう思ったんでしょう。


楽器の人も同じなのかもしれませんが
いきつくところ、村田さんの言葉を借りれば
「存在感のあるソリスト」なければ
BGMで終わってしまう、ということなのでしょうね。