だるまさんがころんだ

ひょんなことから、昔大好きだった人が
当時、希望していた仕事に就いたことがわかった。

泣きたくなるくらい
懐かしい。
彼が10年前に言っていたことが
叶ってよかったなぁと
思って聞いた。

その彼はいつも
元気が欲しい時
私を呼んだんだと思う(笑)
フットワークの軽い、アクティブな人
というイメージだったから
彼が、ほんとは暗いことを知っている人は、
親しい人しかいなかったと思う。

当時、私は派遣OLをしていたので
仕事と音楽の二足の草鞋をはいていた。

「いつも楽しそうでいいね」
と彼は私に言ったけど

彼を好きすぎた私は
彼といる時間が
いちばんたのしくて、
いちばんつらくて、
メイクもスタイルも
完璧にしていた。

そんな、「まやかし」をしていたから
だめだったのだと今なら
わかるけど。

彼は「音楽を頑張っている私が好き」
だったので、
スターな私になりたかった。

まだバンドもなく
オケと鍵盤とコーラスと
トロンボーン
でやっていた時代。

今、彼は東京にいないので
私が今も歌っていて
しかも、
「私の米米クラブ(ホンセクバンド)」で
歌っていることを知ることも
ないかもしれないけど
10年前にふたりが言っていたことが
お互い叶って、よかったなぁと嬉しく思う。