仕事をしながら出産する勇気

 私の友人のキャリアウーマンが
「出産し、産休している間にポストが無くなったら嫌だから、
子供は産めなかった」と言った。

表舞台から外されたり、閑職にまわされたりするのは
よくあること。
気の毒だが、子供が病気になったりして早退されたり
休まれたりしては
要職に就いていたら、周りが困る。
助け合って、代ってもらえる内容ならいいが
本人でなければダメな仕事なら、そうもいかない。


仲間のミュージシャンも、休んでいる間に
他の人にポジションを獲られたら…という不安は
つきものらしい。
フロントは代えられないが
サポートメンバーは、他にいい人がいれば
その人でもかまわないんだから。

アラフォー以上の女性なら、この気持ちは
よくわかると思う。
「仕事」か「子供」か。
キャリアを追い求めなければ
出産→退職に追い込まれ、
会社を辞めなければならないようなことは
減ってきたように思うが
おんなじように働き続けることは、難しい。


安室奈美恵さんが、若くして結婚・出産した時に
すごいなぁ…と思った。
当時の30代以上の女性の大半は
「仕事」か「出産」かを悩み、選択をしていた。
いまどきの若い子は、
欲しいものは両方手に入れるんだ!と驚いたものだった。


先日、サマソニにファン投票で選ばれて出演できたような
アマチュアバンドのメンバーの女の子が出産した。
バンドは当然、プロを目指している。
デキ婚かどうかは知らないが、
私だったら、坂道の途中で出産する勇気なんかない。
結婚すら考えられなかった。


確固たる地位がない限り、芸能の世界では
結婚している女に用はない。
そう思ったら、私は結婚すらできなかったのに…。

女性も変わっていかなければいけないのかな。
欲しいものは、貪欲に手に入れよう。